小麦の穂

f:id:bihoro009:20180108224302j:plain mono森音の棚にあった付箋
 

町の中ほど、駐車場の中に取り残されたような古い民家が一軒、雑貨屋「mono森音」。

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床をはがしての改装の話などを店長にうかがう。
2年ほど前までカフェを併設していた時は水回りの手当が大変であったのだと。
寒さの厳しいところは水との付き合いが苦労である。

水が凍る寒さの土地での暮らしにつらつらつらおもいますが、
ところ違えば基本も揺れる。
氷とは水が固まったもの、これは「水」が基本の発想
水とは氷が解けたもの、これは「氷」が基本の発想

たてものの造作の話題はコンテナハウスの雑貨屋「near.」におよぶ。
町からやや離れたエリアにある、本職は農家、土日祝だけの営業だとか。

体験住宅にバックナンバーが揃っている『HO [ほ] 』(北海道の総合情報誌)、
雑貨と農園芸用品のお店「near.」は、2016 9月号 Vol.106に紹介されている。
「小麦の穂が色づくと、きれいなんですよ。この景色も見てほしくて雑貨店を開きました」
雄大な風景と長靴が履きやすいように工夫されたパンツ、行ってみたくなる組み合わせ。


小麦、そうだ、
美幌図書館で借りた本
『水谷政次郎伝 マルキパンの光と影』水知悠之介 新風書房 1988年

戦前、マルキパンと呼ばれたパン屋があったこと

大阪の商人水谷政次郎、「東洋のパン王」と言われた大実業家がいたこと
パン業界の重鎮でその人は丸瀬布、千歳、小清水村に小麦の大農園を経営していたこと

 

マルキパンのこと つづく