つらら考

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明るい空に雪が舞う

南向きの窓に太陽の光が差し込む。日の光が雲の向こうに輝いている。しかし雪は降っている。
明るい雪降り、曇りではなく晴れの雪とは妙なことだ。

体験住宅の軒下につららが並んでいる。アスパラほどのつららの列の中にゴボウほどに成長しているのがある。室内の石油ストーブが置かれているあたりに発生したものだ。

つららができるのは何故か、
太陽の熱で雪が溶けて夜間に冷えることだけではなく
室内の熱が屋根裏に伝わることで屋根の雪が溶けるから、
であれば、家の断熱の状態はつららでわかる、のかもしれない。


美幌町巡回バスに乗って町を一周した。
家々のつららの発生具合を窓から眺める。
多く見られる屋根とほぼないのとある。
滑りやすくするペンキが塗られて滑りやすい角度の屋根には雪があまり無い。
もはや人の住んでいない様子の家の屋根はつららの具合は上々のように見える。