千成ひょうたんと月のしずく

どら焼きの皮に包まれる月のしずく 大塚駅南口側にある、サンモール大塚商店にパンケーキを買いにゆく。 都電荒川線の音が聞こえる、電車がよぎる、ゆるく曲がる路地にある「千成もなか本舗」大塚店。 路地に面して横長に店内が広がる。間口は広く奥行きは浅…

広告マッチ 募集

配布したチラシ 「なつかしい!」ちいさなマッチ箱をのぞきこむ町の人びと。斜里町で催された葦の芸術原野祭(2022)に広告マッチが展示されました。斜里の町の地図の上にマッチ箱が置かれた様子に、思い出がよみがえったのです。 マッチ箱を集めて楽しんで…

お祭りの思い出マジック

豚の細切れのようですが、実は飴です 地元産豚肉のブランド化の試みから産まれた豚醤油など、美幌町や近隣の特産品を主に取り扱う店の棚にありました。 層雲峡の岩壁をイメージして作り上げた『岩壁飴』 北見の永田製飴社 その小さな店で、ハッとすることが…

パンつながり コミュニティそしてネットワーク

ウナベツ岳 メーメーベーカリー 春よ恋 きたほなみ ゆめちから キタノカオリ などなど これら北海道のブランド小麦粉を使ったパンが、一堂に会すると楽しいだろうなあ北海道のパン屋さん 小麦粉に地元産を使っているパン屋さんの、天然酵母で膨らんで窯で焼…

地域おこしの保存食

網走特産品 味付けしじみ * おつまみに、汁物に、ふりかけに、そのままでおいしい 近頃地震、多いですねえ、防災の備え、いかがですか? いつ来るんだかわからないその時に備えても、賞味期限が先に来る 非常食に関して言えば、ええ、そうなんですよね、そ…

防災マニアの小屋づくり

紺碧の空に煙突 防災マニアとは何か、過去ブログご参照ください。 小屋本体ができてから1年ほどして、大工さんに煙突をつけてもらった。ホームセンターで買った薪ストーブは5千円台の代物。薪ストーブというより屋内焼却炉、庭で焚き火は禁止なので、工事…

移住生活 適度な距離感

美幌町内で見かけたバス 煙突がついてる! 感染騒動でリモートワークが進み、地方移住を考える傾向にあるようです。 大都市集中から地方分散への流れ、反動は必ずあるでしょうが、都会の「密」は心身に触る域に入っていると痛感している身としては、嬉しい。…

北海道のふんどし つづき 農業移住の前に

オーガニック砂糖/キッチンカフェ ビオ・トープ 日本を守るんだ、という感情に訴えるフレーズの向こうで、今、「種」をめぐるルール、種苗法、が大きく変えられようとしている。 種苗法改正の審議が始まろうとしている。 このルール改変におおむね賛成の意見…

北海道のふんどし

美幌コープ敷地内 店内にはオーガニックコーナーあり ルールが変わったのだ、こちら、ふんどしの長さは6倍になった。 なぜだ、6倍も長いふんどしだって? そんなのまだ短いうちさ、あちらさんときたら、150倍もの長さですよ、長すぎでしょう、向こう端…

コロナとマネーゲーム

撮影/美幌町内 夜のフライト、座席に付属のオーディオでは音楽番組が流れている。両耳にイアホンを差し込む、機内にトランペットが響き渡る。北原ミレイが唄う「石狩挽歌」だ。1975年、なかにし礼が作詞し、浜圭介が作曲した昭和歌謡の名曲。 あれからニシン…

美幌町4丁目セントラル

4丁目セントラル 今回の一品 「う、これは!」缶入りのろうそく、クリスマスをイメージさせるファンシーグッズ、フタのシールに注目。 フタの真ん中に貼られた小さなシールに MADE IN HONGKONGメイド・イン・ホンコンですって ホンコン製、メイドインチャイ…

「つながりにくいことがあります」

アカゲラ 美幌町のマンホール?デザイン モバイルWiFi美幌はどうかな 美幌に滞在している間はモバイルWiFiが頼りのパソコンライフなのです。現在はUQを契約しています。端末はWIMAX2プラス。 UQのサイトでは、接続可能かどうかがピンポイント(町名と番地と…

美幌スープ

美幌の白花豆 移住体験、いかがですか。 わが町の産業は「あれこれ」、「あれこれ」の体験プログラムに参加してみませんか? ・・・移住体験促進事情のお知らせが美幌役場から届きました。 北海道の「あれこれ」、とは、たいがい、林業に農業畜産、ですよね…

「教えない」

キャラメルの包み紙 バンビ 前回記事防災マニアのつづき 道東のガイドをお願いした女性はハンターの資格を持つ父親と狩りに出かけるような娘っ子であった。その人に聞いた話を思いだそうとする。確かこんなことであった。この父がいないと食べていけない自分…

防災マニア

移住体験宅の物置に装備されている鎌 農機具独自のラベル 「どんなに幸せになっても、他に幸せを探してしまう」https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q144958824 そんな人の性(さが)をハッピー・マニアと表現した漫画がありました。 …

カムバック経木

経木のメモ用紙 紙が普及する前まで広く記録媒体として用いられた 人はお菓子は食べてもその袋は食べません。アイスコーヒーを飲んでもストローは飲みませんしね。ところが、海亀、海鳥、イルカに魚に、多くの海のいきものたちがプラスチックゴミが原因で死…

ホッカイドウのハゲ マッチ擦る日 2

シュッと擦ってボッと炎をこしらえる、あれね、軸の頭が発火するのではなくて、箱の側面のザラザラした茶色い部分が発火してのち頭に火が燃え移る、のですって。 マッチは19世紀欧州で発明され、明治初期には日本でも製造がはじまった。日本でのマッチに関…

ホッカイドウのハゲ マッチ擦る日 1

※合成写真です ホッカイドウと呼ばれて150年、その前の名前? 忘れたわ。今はね、ホッカイドウって呼ばれてんのさ。いろんな生き物が行ったり来たり住み着いたり、そうねえ、そう呼ばれるようになってからのことなんだけどさ、なんかこう、むずがゆいこと…

鉛筆と北海道

キャンプ場に隣接する美幌博物館の特製手ぬぐい キャンプ場には様々な樹木がお名前の札を下げてある。 キャンプ場入口にあるのは美幌の町の樹であるイチイ、オンコとも呼ばれる常緑針葉樹。 このオンコさんは鉛筆の軸材とされたのですって。 イチイ(一位、…

6角形の小屋

とどまつ、からまつ、くるみ、ぽぷら、しらかば、かつら、もみじ、、、 美幌みどりの村の森林公園エリアのキャンプ場の幾宿泊施設、19棟ある小屋にはいずれも樹の名前が付けられおり、水道設備が共有のバンガローである。 大小4タイプある中で一番小さな…

赤い靴を履いた探検家2

北海道に初めて行ったのは28歳の時、それから41歳までの間に6回歩き回りましてね、いろいろなことがわかって、あれこれ伝えたくて本にしたのですけどね、150冊ほどにもなりますか、大手の出版社から出たものもありますけどね、多くは自費出版でした…

赤い靴を履いた探検家1

ようこそ、道東にお越しくださいました。道東には5つの空港があります。ここはそのひとつ、女満別空港。 空港ビルに設置された到着の文字看板、到 いたる その場所に行き着く。到達する。 美幌町には空港からクルマで10分ほどでいたります。JR石北本線美…

何もない春

いくら丼 2,380円 鹿の頭 186,000円 襟裳岬の灯台、高さ14メートル、まるっちい白いキャップがめんこい、岬突端を歩いてみたくて車を止める。パネルバンの軽トラが揺さぶられる、風が強い、今日が特にそうなのか、風圧でクルマのドアが開けにくい、降り立…

大洗から苫小牧へ

中古車購入、軽トラの荷台部分がボックスになっているパネルバンで美幌町の体験住宅に再び向かう。 久しぶりのマニュアル車で常磐自動車道を飛ばして大洗の港にダイブ(船底へ)。 商船三井さんふらわあ しれとこ号が苫小牧まで運んでくれます。 今回は滞在…

君の名は リリー

産業体験施設グリーンビレッジの敷地、雪に埋もれた橋 美幌の西の小高い丘に並んで立つ博物館 グリーンビレッジ エコハウス。橋の向こうに見えるのは博物館の壁面、するとこの橋はグリーンビレッジエリアと博物館エリアとを結ぶ意味があるのか、何にしろ雪に…

町の記憶 びほろデパート

MATCHBOOK – CHICAGO – AMBASSADOR HOTELS ホテル アンバサダー シカゴ - 4つ星ホテルのマッチブック。1926年築、シカゴのジャズ時代から続く豊かな歴史を持つ1950年代にはフランク・シナトラやマリリン・モンローも利用雑貨屋near.にて購入 町にデパートが…

0番は美幌郵便局

4丁目セントラの値札ビホロ3−5188とある 現在の番号は0152−73−5188 クルマが主な移動手段になるまでは馬がカラダや荷物を運んでくれた。手紙などの便りは郵便の仕組みが始まり整うまで、駅逓という施設を利用したようです。駅逓、ある時は宿…

北海道は寒くない

オホーツクの海岸に流氷が届く頃がもっとも寒さが厳しい、と聞きますが、移住体験宅、宿泊できる産業体験施設グリーンビレッジとエコハウスに冬季ひと月ほどお世話になって思い知りましたことですが、北海道は寒い、のではない、凍る、こおる、のです。こち…

カネゴン4417

「4丁目セントラル」、ただのセントラルではなくて4丁目ですか、美幌町の大通りに面した3階建てくらいのビル、これはむかしの百貨店かな?びほろデパートというのがかつてあったと聞くけど、これかな。 私はデパートではエスカレーターではなくて階段を歩…

漢字でワープ 3

西暦1854幕末に出版された『アイヌ語単語帳』掲載の北海道周辺図蝦夷 韃靼 唐太 西ヱソ海 東ヱソ海 などの表記がみえる 北海道といえば酪農の風景が浮かびます、日本の生乳生産を支える北海道の酪農。羊に関していえば昭和20年から30年のピーク時には、全道…